植付された木の苗は、さまざまな工程と時間をかけ大切に育てられます。そして成木になり主伐された土地には新たな苗が植付され、森林が受け継がれていきます。
私たち森林整備1係は、この一連の工程に携わり適切な森林管理に努めております。
伐採跡地などに新たに森林を作るために苗木の植付け作業を行います。植付けを行う前には伐採した後の枝葉やササ等の整理が必要です。また、植付けた場所をネットで囲い鳥獣害からの被害軽減に努めています。
苗木を植え付けた後の数年間は周りの雑草木の成長が盛んな為、植え付けた木への日当たりが悪くなり成長が阻害されます。また蔓が巻き付いて木の幹を締め付けてしまうこともあります。これらの障害から木を守るために、雑草木を刈り払う作業を行います。
植栽木が成長すると、植栽木同士がそれぞれの生育を阻害するようになります。更なる成長を促すため、本数を調整する作業を行います。
低コストの素材生産、特に間伐生産に必要となる作業路を開設します。
木々がある程度生長すると林内が混み合い互いに成長を阻害します。そこで一部の木々を伐採し健全な成長を促します。
間伐時に開設した作業路を使い低コストによる皆伐事業を実施し、山の循環を行います。