当管内で生産しているゆずの木はすべて在来種で、もともとこの地に自生していた2,000本より選ばれた樹木20本から穂木を作り、更にその中から厳選された2本が育てられて現在32,000本になっています。
1973年、市街地から20~40km程離れ標高の高い東米良地区を中心に、換金作物として組合員の方々が植栽を始めました。40年以上が経過し、栽培技術の収得・販路拡大に努め、特産品「西都ゆず」としてブランドを確立しました。
ゆず園(西都市東米良地区)
生産者の高齢化が進み担い手不足も顕著になってきていることから、産地を守っていく為に2007年から植栽を始めました。約5haのゆず園で栽培を行っています。
ゆず園(西都地区)
収穫は、青ゆず青果用が7月上旬より、加工用が8月下旬から9月下旬までの期間。黄ゆずは、青果用・加工用共に10月下旬より始まり、青果用と加工用の選別も生産者が行います。
青ゆず
黄ゆず
山間部の作業が多いことから、生産者の負担軽減と作業効率の向上を目的に関係機関と連携して共同作業を始めており、数人の生産者で剪定から出荷までの作業を協力して行います。
共同出荷作業
共同間伐作業